島の保健室は、創業から10年以上、地域に根ざし、働く人々を取り巻くさまざまな課題に向き合い続けてきました。
健康リスクが深刻なこの島で、このままでは地域社会の健全な発展が損なわれかねないという危機感から、個人や企業に対し幅広い支援を行っています。
身体の健康、心の健康、安全な職場環境の整備——これらは、従業員が安心して働ける職場づくりの三本柱です。どれも欠かせない要素であり、互いに支え合い、相乗効果を生むことで、より良い働き方と企業の成長につながります。
特に、従業員の健康は企業にとって貴重な財産であり、安定した雇用を支える基盤となります。
しかし、沖縄県の労働者の有所見率は全国トップクラスで、健康寿命も全国平均を大きく下回っています。
私たちは職域の立場から「沖縄県の健康寿命を延伸する」ことを目標に掲げ、特定保健指導や健診後の保健指導を基本とする健康経営の取り組みにも力を入れています。
一方で、沖縄県の多くの離島では、医療や保健サービスが乏しく、働く人々が十分なサポートを受けられない状況があります。
こうした地域間の格差をなくし、すべての人が保健サービスを受けられる環境をつくることも、私たちの重要な使命の一つです。
働く人にとっては、身近な保健室として。
企業にとっては、安定した職場環境をともに築くパートナーとして。いつでも相談しやすい存在であり続けることを大切にしています。
すべての人が安心して働ける未来を実現するために、これからも専門的な知見を活かしながら、行政や経済団体、各専門機関と連携し、持続可能な職場づくりに尽力してまいります。
島の保健室 代表 西里えり奈